Vol.3 2018.8.7

ぜんぶ自分で決めたかった。最も大切なものは自由。

Guest

細美武士さん

ミュージシャン

音声データの
インデックス

0:00

冒頭あいさつ

1:29

細美武士さんとの出会いについて。

3:57

歌を始めたきっかけ

7:19

オートバイの方が好きだった→挫折して大学へ

12:21

パチンコにはまった

15:31

ぜんぶ自分で決めたかった。最も大切なものは自由。

17:40

私もへそ曲がりだった(木内)

18:40

細美さんの文才

20:50

今の若い人に足りないのは(木内)

24:18

子どもの頃から頑固だった

26:30

民放には出ない。愛想よくできない

28:00

木内さんはパンク

29:03

芸能界でも、いつも一人でいた(木内)

31:14

俺をお金でどうこうしたいんだったら、ジェット機を買え

32:27

美空ひばりさんとのエピソード(木内)

34:41

本音で喋る。英語と日本語について

38:05

遠慮や忖度のコミュニケーションは面倒臭い

42:36

著作権について

50:31

弾き語りを始めたのは3.11がきっかけ

57:18

石井麻木さんの写真集、写真展について

1:00:47

ロードレーサー片山敬済さんの言葉に最も影響を受けた

1:03:00

アルバムに収録する14曲を決めるために127曲作った

1:05:32

ELLEGARDEN復活ライブ告知

1:08:13

KO SLANGさんについて

1:10:04

小さなラジオのテーマ曲を作曲した片岡祐介さん

1:12:20

いろいろな声が寄せられています。視聴者からのメール紹介

〆切が迫っているのに・・・。

困った。
細美武士さんについての文章を書く〆切が迫っているのに、
YouTubeでの動画を見だしたらやめられなくなってしまった。
ロックバンド・ELLEGARDEN、the HIATUS、the LOW-ATUS、MONOEYES。
細美武士さんの活躍の歴史。
ELLEGARDENの活動休止を宣言した最後のステージは、なんと、104万回もの再生回数。
台湾や韓国などのアジア公演、ニューヨーク・ボストンのアメリカ公演、
どこのどのステージも熱い!
ステージ上のミュージシャンも客席総立ちのみんなも、熱い!
熱狂、発情、陶酔・・・。
跳ねて身体を揺らし叫んでる人の動きが、若かった頃の記憶を連れてくる。

ジョン・レノンと細美さんの共通点

15歳の終わり頃。親戚のおじさんがロンドン出張で買ってきたと一枚のLPレコードをくれた。
「みどりちゃんと同じくらいの女の子たちが熱狂してるんだよ」って。
すぐに、聴いてみた。
🎶 Help ! I need somebody 、Help!🎶
「助けて !」と叫ぶ音楽にガツンとやられた!
このとき以来わたしはビートルズ狂いとなり、すべてのレコードを買い、LGB. Let’s Go Beatles というファンクラブ会員になり、1966年6月29日来日したビートルズを追いかけ、ヒルトンホテルに入り込もうとタクシーの運転手さんに頼んで後ろのトランクに乗せてと交渉したり、ホテルと演奏会場・武道館の走行ルートにビートルズを乗せた車が走るのをひと目見ようと行ったり、もちろん、武道館にも行きました。
気絶こそしなかったけれど、叫びまくり陶酔してた。
映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」は今までに30回以上、「Help !」も同じくらい観てる。
ファンに何が魅力か語らせようと企画した人に声をかけられ「サンデー毎日」のビートルズ特集で熱狂するファンのひとりとして匿名座談会にも登場してしまった。
大人になるにつれ、興味はJohn Lennon に集中していきました。
ジョンレノンがやる事・なす事、言う事・書く事すべてに注目していた。
「30過ぎた大人を信じるな」という言葉を鵜呑みにしてジョン・レノンの言葉を頼りに生きていた。
1980年12月8日。午後の何時だったか、山手線が下を走っている目黒駅の陸橋に落ちていた号外が目に飛びこんできて、体が凍った。
ーーーーー「ジョン・レノン暗殺される」ーーーーー
大きな大きな活字。
舗道の真ん中で足が動けなくなったまま、思った。
「困る、困る・・・、どう生きていけばいいのか教えてもらえなくなる・・・困る・・・」
その夜は、部屋中にローソクを灯して猫を抱っこしてジョン・レノンの声だけを聴いて過ごした。世界中のファンがきっと同じことをしていると確信して。

今、あの頃の熱が蘇ってきた。

細美さんの歌う声にはジョン・レノンに共通するものがあるし、お喋りも喋る内容にも共通するものがある。
反逆児なところ、革命児なところ、お茶目なところ、拗ねたり甘えたりもする様々な細美さんを
「追っかけ」の人たちはその全てを愛している。
細美さんの言葉を頼りに生きている。

もう人生終わりに近いわたしにも「若さ」をたのしませてくれる。

ライブ会場でお邪魔にならないように気をつけて、わたしもこれから、細美さんの追っかけになりたいと思っています。

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石井麻木さん

オフィシャルサイト: http://ishiimaki.com/profile.html

写真集「3.11からの手紙/音の声」

https://www.amazon.co.jp/3-11からの手紙-音の声-増補改訂版-石井-麻木/dp/4401644530/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1533364060&sr=1-1&keywords=石井麻木

石井麻木さんTwitter:  https://twitter.com/ishii_maki

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KO SLANGさん

ブログ: https://ameblo.jp/slang1988/

Twitter: https://twitter.com/ko_slang/status/722879720291901441?s=21

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1

2018.8.9 17:20 グレコ 敬愛する細美武士さんが出る!そんなミーハーな勢いで聴いてみたこの番組でしたが、 生放送ではないラジオの構成そのものが私にしっくり。 とても理解しやすかったのと、ステージ上とは違う細美さんの本質を知れたような気がしました。 初めて聞く話や知っていた事も、木内さんご自身のエピソードと重なり、とても貴重な内容だったと思うし、お二人の共通する部分というのは、私の憧れ(目標)なんだと確信しました。 木内さんが文章にされていたジョン・レノンと細美さんの共通点の件は、本当に同感で、この歳(50代半ば)になっても道しるべとなり惹かれる人物の必要性を感じるし、また、それが自分よりもずっと年下であったとしても、なんら疑問はなく。 自分がそこに辿り着けなかったとしても、 細美さんは私の後も生き続け、細美さんの背中を追う若い人が大勢いるというのは希望でもあります。 今後の出演者も楽しみにしています。

2

2018.8.11 13:10 もひと You Tubeで偶然「木内みどりの小さなラジオ」を見つけ、しかもゲストが細美さんでしたので、拝聴しました。 最後まで聴きながら、僕も頑張ろうと思いました。 僕自身のことを少しだけ書きます。幼少の頃から、デュシェンヌ型筋ジストロフィーという、筋力が衰えていく病気を患い生活しています。 進行性というので、自由が奪われるわけで辛い時期もありました。今となっては明るいです。 現在31歳、気管切開をし、24時間人工呼吸器を使わなければ生きられません。寝たきりで病院に入院してますが、パソコンでインターネットを通じて楽しんでいます。 言葉は勇気を与えてくれる。音楽は勇気を与えてくれる。ありがとうございました。 切なる願いは、細美さんの弾き語りを眼前で聴くことです。一生に一度で良いから聴いてみたいです。

3

2018.8.16 18:50 バナナ宝石 細美さんの存在をこのラジオで初めて知りました。 小出さん、安冨さんに続いてだったので、なんだか若さを感じました。 細美さんの生き方、考え方を聞きながら、木内さんのパワーの凄さを同時に感じました。 細美さんの音楽、聞いてみようと思います。 全力で生きる、ここに私も向かっていこう、開いていこうと思いました。 いつもありがとうございます。

4

2018.9.2 19:55 えりりん 木内みどり様 8月の終わり頃、この「小さなラジオ」に出会いました。きっかけは毎日新聞の日曜版で木内さんの「わたしの幸せ」を読んだことでした。 最後の方に書いてあったことがなんとなく気になって、最近あまりテレビでお見かけしないような(でもそういえば西郷どんに出ていらっしゃいましたね)気がしましたが、どんな活動をなさっているのなと思い、ネットで調べて見たら「小さなラジオ」という面白い試みを始めたということを知りました。 それから約2週間くらいしか経っていないのに、わたしのこれまで眠っていたものが突然目を冷ましずんずん動き始めました。 第1回目の小出先生との対談に衝撃を受け、やっぱりそうだったのか、わたしは何も正しい情報を知らずに騙されていたのか。 でもそれは政府のせいだけじゃない、知ろうと努力しなかった自分にも責任はあるなと思いました。 そして安冨さんの本も読みネットでも色々調べ、自分でも何か小さなことでもいいから行動しようと思い始めました。 まず今度の9月17日に代々木公園で集会があるんですよね。それに参加してみようと思います。 もともとわたしの中にあったリベラルな自分が目を覚ましたんだと思います。だから木内さんの痛快なお話には本当に いちいち頷きながら聞いています。 もしリクエストしていいのなら、嬉野京子さんのお話を聞いてくれませんか。戦後の沖縄を長く撮り続けている報道写真家です。 これからも木内さんの活躍楽しみにしています。

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